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加賀野菜15品目 | |||
協力 金沢市農産物ブランド協会 |
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加賀野菜とは・・・? | |||
古くて新しいもの、それが加賀野菜です。 “加賀野菜”は昔からありました。でも、「加賀野菜」という名前自体は最近つけられたものです。もともと金沢には、江戸時代から独特の野菜がたくさんありました。人々はずっと、そんな野菜を“加賀野菜”と意識することなく、ごく当たり前に毎日食べていたのです。 ところが、交通が整備されたり栽培技術が発達したりして、全国の土地から年がら年中、良い野菜が入ってくるようになりました。いつでも・どこでも・同じような野菜が食べられる時代になったのです。 それはそれで便利なことでした。でも反面、昔ながらの味への思いや旬の季節感、地域の特性が薄れてしまったことへの物足りなさ・寂しさも否めません。 春といえば別所のたけのこ、夏といえば崎浦のなす、秋は五郎島のさつまいも、冬なら小坂のれんこん。 一昔前なら誰でも知っていたことなのに、今の若い人達はこれらをほとんど知りません。次第に、生産量も先細ってきました。 もう一度、地元の野菜を見直そう! そんな思いを抱く人々が集まり、「加賀野菜」という呼び名のもと、地元特産品の復興活動を始めました。集まりはやがて生産農家、流通業者、農協関係者、小売業者、学者、消費者とあらゆる方面の人々にまで広がり、ついに行政(=金沢市)が中心になって「金沢市農産物ブランド協会」が発足しました。 ブランド協会では、加賀野菜の品目を次のように定めています。 『昭和20年以前から栽培され、現在も主として金沢で栽培されている野菜』 さつまいも、れんこん、たけのこ、太きゅうり、へた紫なす、せり、金時草、つるまめ、源助大根、打木赤皮甘栗かぼちゃ、金沢一本太ねぎ、二塚からしなさらに、平成14年6月にはくわい、ずいき、平成15年6月には金沢春菊が追加認定されました。(合計15品目) また、加賀野菜のうち、生産量が減少している打木赤皮甘栗かぼちゃ、金沢一本太ねぎ、二塚からしなを伝統野菜と位置づけ、展示圃場を設けるなどして、種の保存に努めています。 私たちの郷土・金沢では藩政の時代より、季節感溢れる野菜が育成されております。肥沃な耕地と伝統的な食文化、そして、それを支える野菜たち。 春は芽、夏は葉のもの、秋は実、冬は根のもの。旬の味わいが食卓を彩ります。現代の風潮と共に忘れかけた郷土に根ざす気候風土を味わってみませんか。 春には春の、夏には夏の、その地方にしかない野菜。そんな当たり前のことが今では本当に少なくなってしまいました。 加賀野菜を美味しく育てる生産者、美味しく食べようとする消費者。我々はそんな人々の掛け橋になりたいと願ってやみません。 |
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「べジタン」は、打木赤皮甘栗南瓜がモチーフの加賀野菜イメージキャラクターです。 全国よりデザインと名称を募集し、「金沢市農産物ブランド協会」によって選定されました。 加賀野菜のイメージキャラクターとして皆様に親しまれています。 |
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