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やさい・くだもの活動報告
2009年11月12日 Cooking

11月12日(木)、食育会館スタジオDoにて「食生活を考えるみんなの集い」が開かれ、諸江公民館野ぜり学級の40代~60代の33名の皆様が参加下さいました。

この会は一昨年にも応募され、その時は一般の方々を募っての参加だったそうです。
この野ぜり学級は、知識と教養を深めることを目的として、史跡めぐりや演劇鑑賞などの活動を年間で6~7回程されているそうです。

今日のテーマは「加賀野菜で洋食メニュー」です。「秋鮭のムニエル金時草ソース」や「サツマイモのポタージュ」と他2品を、石野先生の指導の下で調理しました。
「秋鮭のムニエル金時草ソース」はソースに金時草を使います。たっぷりの玉ねぎと、金時草のみじん切りをバター風味のソースに仕上げ、付け合わせに粉ふきいもをあしらってあります。付け合わせ野菜だけでなく、ソース自体でも野菜を食べられるメニューになっています。

「さつまいものポタージュ」では、材料を煮込んでミキサーにかけるという工程がありません。ですから、作り方は、いたって簡単。みじん切りにした玉ねぎとサツマイモを、牛乳と生クリームで煮込み、サツマイモが柔らかくなったら、お玉で粗くつぶして溶かすだけです。柔らかく煮込まれたみじん切り玉ねぎの食感が、良いアクセントになり、優しい味の食べ応えのあるスープとなっています。今日はサツマイモの皮を油で揚げて、浮き実にしました。
「加賀野菜といえば和食のイメージが強い野菜だし、実際にも酢の物しか作らないので、今日はとても勉強になりました」「斬新なレシピばかりで面白かったわ」「サツマイモの皮をクルトンの代わりに使うなんて思いもよらなかった」など驚きと発見があったようです。

石野先生より
美味いものを食べて文句を言う人はいませんよね。食事とは心を楽しくし、自分の体をつくることです。今日食べた物は10年後に影響するといいますので、10年後の自分や家族の健康を見通しながら、調理し食事をしていただければ幸いです。

今回のメニューは<加賀野菜で洋食メニュー>
■ 秋さけのムニエル金時草ソース
■ れんこんのサラダ柚子風味
■ さつまいものポタージュ
■ 柿のゼリー

レシピはこちらで紹介しています。ご覧下さい。

Q&A

質問:兵庫・淡路島産の玉ねぎと北海道産の玉ねぎに違いはあるの?
回答:品種が違います。北海道産というのは大量生産できるように品種改良してあり、病気にも強いものを使っています。逆に淡路産は大量生産が難しいために、食味重視の品種を使い栽培しています。

質問:金沢春菊は出回っていますか?店頭では普通の春菊しか見かけませんが……
回答:金沢春菊は栽培も難しく、生産者が少ないので生産量も限られてしまい、結果的に店頭に並ばない時があります。しかし、味は非常によく、通常の剣葉春菊に比べて、えぐみもありませんから店頭で見かけた時は是非とも食べて下さい。

質問:今日のレシピの粉ふきいもは男爵芋ですが、イモの種類によって向いてる料理などはありますか?
回答:“北あかり”や“とうや”は、甘くて美味ですが、煮込みすぎると溶けてしまうという欠点がありますので、サラダやコロッケなどに向いているでしょう。“男爵芋”や“メークイン”は上記のものより溶けにくいのでオールマイティーに料理に使えます。地元のジャガイモといえば、能登の“赤土男爵”があります。

ご参加くださった皆さんありがとうございました。

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