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やさい・くだもの活動報告
2009年9月16日 Cooking

9月16日(水)、食育会館Doにて「食生活を考えるみんなの集い」が開かれました。参加して下さったのは、木の花幼稚園保護者会の皆様で20才〜30才代のお母様方28名です。
この教室はとても評判が良いということで、同幼稚園は今年で連続3回目の参加となります。

私たちがおじゃました時には、本日のメインメニュー“豚肉とれんこんのミルフィーユ”を、切り分けようとしているところでした。このメニューは文字通り、耐熱ボウルに豚肉と蓮根を何重にも層になるように重ねていく料理で、それを電子レンジで加熱し、ひっくり返して取り出すと出来上がります。ドーム状のケーキの様な仕上がりになるので、見た目にも迫力満点です。皆さん楽しそうに切り分け、お皿に盛り付けしていきます。「すごーい!豪華に見える料理だわ」「簡単なのに、手が込んでいるように見えちゃう」「レンジでチンするだけってのが簡単でいい!お客様が来たらチンするだけで、熱々の料理が出せちゃうわ!」と大好評。今回のテーマの「季節の加賀野菜を使ったおもてなし料理」に相応しい一品となりました。

この幼稚園の保護者さんは転勤族の方が多く、参加者の約8割が県外出身者で占められており、加賀野菜に馴染みのない方が多数おいでましたが、「福井出身です。隣の県なのに、金沢に来るまで金時草を知りませんでした。今は、たまに買って料理しています。だけど、袋の裏に記載されてるレシピを見て作るから、いつもワンパターンになってしまう。今日のように色んなレシピをもっと知りたいと思いました」「九州の福岡から来ました。今日は加賀野菜の料理をしっかり覚えて、レパートリーを増やして帰りたい」と、意欲的なご意見が聞けて嬉しく思いました。

ちなみに、今回は1階の別室に託児所が設けられたので、0〜2歳の子供さんを持つお母さんも、心おきなく調理に専念できるようになっており、「2回目の参加です。料理を教わるなんて機会は中々ないし、子供がいたら尚更難しい…。だけど、この教室は託児所があるし、目新しい料理を教えてもらえるから良いなって思いました」とのお言葉もいただきました。

市役所の坂口祐治主査から
今日は“食育かるた”のご紹介に来ました。金沢市では食育の推進に取り組んでおり、その一環としてかるたを作りました。このかるたを通じて、心身の健康を確保すること、金沢の食文化の理解を深めて欲しいこと及び、食を通じて人々の心のきずなを強め、暮らしを豊かにすることを目標にした金沢の食育について、関心を寄せていただければ幸いです。 このかるたは、@保育所・幼稚園・小学校低学年用とA小学校高学年用の2種類あります。今日資料として持ってきたのは、@の方です。うつのみやさんで取り扱いがあり、定価900円で販売されていますので、興味のある方は、ぜひお買い求めください。

石野先生より
家族で外食する時は、子供の好き放題に注文させるのではなく、今日食べていない野菜や、摂取していない栄養素を思い出して、「今日はこれを食べた方が体にいいよ」とか、「今日はこの栄養素が足りないから、このメニューを食べたら摂れるよ」と母親から提案していただきたい。栄養面から何を食べるべきかを考えさせ、それを何度も反復し、習慣にすることで、子供は自ら栄養の偏りを考えて食事をするようになります。それが母親から子供への一番の食育となります。

今回のメニューは<季節の加賀野菜を使ったおもてなし料理>
■ 豚肉とれんこんのミルフィーユ
■ さつまいものグラタン
■ 金時草とトマトの中華あえ
■ いちじくの黒砂糖煮

レシピはこちらで紹介しています。ご覧下さい。

Q&A

質問:北海道産の玉ねぎは、他の産地の物より甘いと聞きましたが本当なのでしょうか。
回答:北海道産と他産地を比べたというデータがないのでなんとも言えませんが、玉ねぎは秋口に全部収穫して土の中で貯蔵します。貯蔵された物は甘味が強くなるので、冬に食べる玉ねぎは甘くて、美味しいのです。

質問:梨が好きでよく食べるのですが、幸水、豊水、20世紀の他に種類があるのですか。
回答:8月初旬からの新水や、9月中旬から出回り始める南水やあきづき、新高などの種類があります。

質問:秋といえば栗ですが、その栗の渋皮の簡単な取り方はありますか。
回答:生だと包丁で剥くしか方法がありません。栗はすぐに水に浸けて一晩置きます。すると中に虫が入っていても窒息するため、それ以上は食べられることはありません。水に浸けた後に、お湯で約3分茹でるとアク止めにもなり、渋皮が剥きやすくなります。

ご参加くださった皆さんありがとうございました。

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