6月27日（土）食育会館スタジオDoにて「食生活を考えるみんなの集い」が開催されました。参加者は、かほく市松浜地区婦人会の20代～60代の幅広い年齢層の皆様、総勢21名です。
この会は昨年の同月にも、当料理教室に参加下さいました。前回と同様に、幼稚園から小学校4年生位までのお子さんと、一緒に参加されている方が大半を占めており、とても賑やかな雰囲気を醸し出しています。
今回のテーマは「初夏の加賀野菜をつかって」。食欲のない暑い夏にふさわしいサッパリメニューです。
 調理中の若いお母さん方にお話を伺いました。普段は金時草などの加賀野菜は馴染みがないそうですが、「今回のレシピは簡単なので家で子供と作ってみたい」「洋食風なので子供が食べてくれそう」「去年より子供と一緒に作りやすいメニューになってる」と満足げなご様子でした。
しばらくして、カワイイ3人組が「インタビューして～♪」と突撃してくれましたので、早速お話を聞かせてもらいました。七塚小学校に通う3年生の女の子達です。「いつもは、ご飯を盛るお手伝いをしてるの。今日はおかずの盛りつけを手伝ったよ」、「今日のメニューの中でがんもどき風は家でもつくってみたい」、「スイカは嫌いだけど今日のデザートのスイカは食べる」と、作ることに少しでもかかわることで、食への興味がわき、食べる意欲が高まったようです。
 大谷果実部長
今のオススメは県内産の種なしブドウ（高松）や、スイカ（打木地区）です。今年は味のりが良いので、いっぱい食べて暑い夏を乗り切って下さい。
田中事務局長
昨今、ちまたでは生姜がちょっとしたブームになっているようです。生姜は体に良いので、地元の野菜と一緒に沢山料理して食べて下さい。
これを受けて、石野先生からは様々な生姜のレシピ等を教えていただきました。先生ご自身は、毎朝晩に生姜の絞り汁を、水や番茶で薄めて愛飲しているそうで、これを続けているおかげで、冬でも冷え知らずだそうです。
生姜のレシピはこちら↓
新生姜はスライスして天ぷらや、はちみつ煮、ガリ（甘酢生姜）にしたりするのがオススメ！
ジンジャーエールシャーベット（これも先生オススメ！）
市販のジンジャーエールに、お好み量の生姜の絞り汁、砂糖を加え、少量の生クリームかエバミルク（滑らかさを出すため）を加えて冷凍庫に。“固まってきたら取り出してかき混ぜる”という工程を、何回か繰り返すと出来上がりです。
おまけで、ひね生姜（根生姜）の保存方法も教えていただきました。保存容器に生姜と、生姜が浸かる位の水を入れて、冷蔵庫に置けば長持ちするそうです。注意点は使用する度に水を入れ替えること、そうすれば最後まで乾燥せずに、使い切ることが出来るそうです。
今回のメニューは＜初夏の夏野菜をつかって＞
■ たたき梅と生姜ご飯
■ 初夏の加賀野菜と牛肉のごまだれ
■ 金時草と豆腐のがんもどき風
■ メロンとすいかのヨーグルトスープ仕立て
作り方はレシピコーナーで紹介しています。ご覧下さい。
Q&A
質問：たまに法事などでカゴ盛りを貰うのですが、その中のマンゴーの食べごろがわかりません。
回答：芳香がしてくれば食べごろの目安ですが、マンゴーはキウイやメロンのように追熟しなくてよいので、少しかたいうちに召し上がって下さい。
質問： ガリ（甘酢生姜）の作り方を教えて下さい。
回答：新生姜を薄くスライスして、市販のすし酢に一晩漬けこめば出来上がりです。
ご参加くださった皆さんありがとうございました。 |
