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菖蒲湯まつり
加賀山代(やましろ)温泉に初夏の到来を告げる菖蒲湯祭り。1年の無病息災を祈願し、菖蒲でつくられたみこしを若者たちが引き回します。この祭りの時期、菖蒲の青々しい香りが町中に立ち込めます。
【月日】
6月4日 入湯式祈願祭・菖蒲みこし   5日 山代音頭
【由来】
加賀市山代温泉で毎年行われるお祭りです。町の青年約200人が一年の無病息災を祈願して、みこしを担ぎ街中を引き回します。みこしは菖蒲が詰め込まれた俵を積み上げて作られたもので、一番上の俵には菖蒲とヨモギが一束ずつ付いています。俵は引き回す間に擦り切れて、中の菖蒲が路上に散乱し、街中は清清しい香りで満ち溢れます。最後はみこしの菖蒲を共同浴場である山代温泉浴殿(総湯)の中に投げ入れます。その後、この総湯は一般客に開放されます。

昔、この地の温泉寺薬王院には多くの修験者たちが集まってきており、彼らが「厄」にあたる若者たちを菖蒲を使って御祓いしたのが始まりだとわれています。
【菖蒲湯】
菖蒲には健康を保ち、邪気をはらう力があるといわれています。各家庭でもこの行事に合わせて、菖蒲湯につかります。
祭りの時期が近づいてくると、金沢中央市場には根元にヨモギがくくりつけられた菖蒲が出荷されてきます。皆さんも菖蒲湯にゆったりとつかって、一年の無病息災をお願いしてみませんか?
【菖蒲を使った風習】
金沢の家庭の中には、毎年この時期に、布団のシーツの下に菖蒲を敷き、その上で寝る習慣があります。そうすると1年を無病息災で過ごすことができるのだそうです。
ビニール紐で縛ってある菖蒲は、湯船に浮かべて菖蒲湯にします。花屋さんがこの状態にして売ってくれるもので、そのまま使えるようになっていますので便利ですね。
また、男の子の頭に菖蒲をハチマキのようにして縛るといった風習もあります。
これは一例であり、菖蒲の使い方は各家庭によっていろいろと違うようですよ。
 
 
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