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レモンの日
作家梶井基次郎の命日からこう呼ぶこともあるようです。
【月日】
3月24日
【由来】
 昭和初期に活躍した作家、梶井基次郎(かじい・もとじろう)が昭和7年(1932年)3月24日、肺結核のため31歳の若さで亡くなりました。彼の代表作「檸檬」にちなみ、命日が「檸檬忌(れもんき)」と呼ばれるようになりました。転じて「レモンの日」と言われることもあるようです。
 この日を知る人はそれほど多くないと思われますし、もともとレモンをPRするために名付けれれた記念日ではありません。しかし、この時期は偶然ながら年間でレモンの消費量が最も多い月であり、また、冬から春へ季節が切り換わり、風邪をひきやすい時期でもあります。この日を、暖かい部屋でレモンティーを飲みながら、名作「檸檬」を読み返す日にしてはいかがでしょうか。ちなみに、10月5日にも同名の記念日がありますが、そちらは高村光太郎の詩に由来しています。文学と青果物の関連を探すのも興味深いものですね。
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