受験シーズン |
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進路のかかった大事な時期。しっかり栄養を摂り、万全の態勢で試験に臨みましょう。 |
【期間】 |
1月後半~3月前半 |
●主な入学試験日程(平成22年、一般入試のみ記載)● |
大学入試センター試験本試験
1月13日以降の最初の土曜日及び日曜日
私立大学入試
1月下旬~3月上旬
(特に、京阪神の大学は2月上・中旬、首都圏の大学は2月中・下旬に集中。)
石川県の私立高校入試
2月上旬
国公立大学前期入試
2月下旬
石川県の公立高校入試
3月上旬
国公立大学後期入試
3月上旬 |
【由来】 |
高校や大学の入学試験の日程が集中する1月後半から3月上旬は、「受験シーズン」と呼ばれています。最近は少子化の影響で昔ほど激しい競争は少なくなったものの、人気のある学校は相変わらず狭き門です。
高校入試の合否発表の様子は「15の春」とも言われます。合格者番号の張り出しの前で受験生が喜びあるいは落胆する姿は、このシーズンの象徴的な光景といえるでしょう。京阪神や首都圏などは私立の学校や幼稚園が多く、小さいうちから壮絶な受験競争が行なわれ、(多少の揶揄を込めて)俗に「お受験」とも呼ばれています。
受験シーズンはちょうど雪の多い時期に重なるため、石川県を始め雪の多い地域の受験生にとっては一苦労です。特に大学入試センター試験の日は大雪となることが多く、電車などの公共交通機関が麻痺するといったトラブルに見舞われることも少なくありません。 |
【食】 |
人生を左右する大事な時期であるからこそ、追い込みの時期や試験前にはしっかり栄養を摂り、万全の態勢で試験に臨みたいものです。
●まずバランスのよい食生活を
「○○がいい」といった話を過信して特定の食品を摂りすぎた結果、栄養バランスが偏り、試験前に体調を崩してしまうといった例があります。普段からバランスのとれた食生活を送ることが何より大切です。
●夜食に
勉強に身が入り、気がついたら夜中・・・。そんな時、消化がよく胃腸にもやさしい麺類は小腹がすいたときにぴったりです(うどん、そばなど)。薬味にねぎなどを添えると風邪の予防にも効果が期待できますよ。
●風邪の予防に
風邪の流行る時期です。ビタミンCが多く含まれるいちご、みかん、ねぎ、にらなどで、風邪をはね返しましょう。
●試験当日のお弁当に
試験当日の昼食には、すぐにエネルギーとなる消化しやすい食べ物が望ましいでしょう(おにぎり、サンドイッチなど)。また、縁起のいいおかずでゲンを担ぐという家庭もあるそうです(トンカツ【勝つ】 など)。
●補足
近年は、食品メーカーが合格祈願の商品を発売するようになりました。このような動きは青果業界にも波及し、商品に「合格祈願」などの文字を印字するほか、商品名をもじってゲンを担ぐといったユニークなものもあります。(例:合格祈願「いよかん食べていい予感」、台風が来た時にも落果しなかった「落ちないりんご」など)。 |