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果実の知識

パイナップル
~トロピカルフルーツの王者~
パイナップルには食物繊維も豊富に含まれていますから、便通を良くし、腸をきれいにする点からもダイエット食として効果的です。
栄養成分としてはビタミンC、ビタミンB群が多く含まれています。また、鉄やマグネシウムといったミネラルも豊富です。
アナナス科の多年草。 パイナップルはたくさんの小さな果実の集合体です。高さ1メートルほどの多年生草本の葉の中心部に小さな薄紫色の花が球状に咲き、それぞれが小さな実をつけ、さらに合体してパイナップルとなるのです。つまり、表面のうろこ状のもの一つ一つのが実というわけ。とはいってもこの小果は食べられず、私たちが食べるのは花托(花の床)がふくれたものです。 パイナップルは受精せずに結実するため、種子がありません。それではどうやって子孫繁栄するのでしょうか。実は、果実の上や下、根などいたるところから芽が出て、次の世代にバトンタッチされるのです。
歴史
原産地はブラジルを中心とする南アメリカ。この地よりヨーロッパ方面に広まりました。ポルトガル人が16世紀始めに西インド諸島グァデループ島で発見し、カリブの土着語でナナス(亀の実の意)といわれていたのをポルトガル語の接頭辞「ア」を冠して「アナナス」と名づけたそうです。ポルトガルやスペイン、フランス、ドイツ、オランダなどでは、一般名も学名もアナナスといいます。 パイナップルという英語名は、果実の形が松かさに似ていて、味がりんごのように甘いということでパイン(松の実)アップル(りんご)と呼ばれたことから来ています。
日本には江戸時代末期の1845年、オランダ船によって最初に伝わり、沖縄や小笠原諸島で栽培されるようになりました。明治・大正には英語を直訳して「松りんご」と呼ばれていた時代もあります。 現在の主産地であるフィリピンやハワイ、台湾などで栽培されるようになったのは近代に入ってから。19世紀末から20世紀初頭にかけて、缶詰の製造が行われるようになったため、大量に生産されるようになりました。
産地
気候が温暖であることが絶対条件ですから、日本では沖縄などで作られるのみです。一般にお店で見るものはほとんどが輸入品で、99%がフィリピン産です。
品種
パイナップルには100以上の品種が存在しますが、大別するとスムース・カイエン系、クイーンレッド、スパニッシュ、カバゾニの4系統に分かれます。世界で生産されるもののほとんどがスムース・カイエン系です。

スウィーティオパイン
ドール社のオリジナルブランドで、日本人の味覚にあわせて開発されました。酸味が控えめで甘みが強く、香りも豊かなパインです。フィリピンのミンダナオ島で栽培されていて、「スイーティオパイン」や「黄金パイン」とも呼ばれています。

ゴールデンパイン
「MD2」という品種をデルモンテ社が独自で改良したもの、糖度が高く甘みの強い品種です。果肉の黄色みが濃く、全体に美しいゴールデンイエローの色を帯びています。ジュースにもよく使用され、糖度が高く甘い香りが広がります。サイズは1~1.5kgくらい。「ゴールドパイン」ともいわれますが、正式名は「デルモンテ ゴールド パイナップル」です。同じ「MD2」を改良した品種も数多くあります。

ピーチパイン
沖縄県や台湾で栽培されている「ソフトタッチ」という品種。サイズは600~800g程度と小ぶりで、果皮は未熟なときは黄色っぽく、熟すと全体が赤みがかってきます。果肉が白っぽくて甘い香りがすることから「ピーチパイン」または「ミルクパイン」と呼ばれています。

ボゴールパイン
台湾が原産の品種。皮目の節のような部分から、手でちぎってスナック菓子のように食べられることから「スナックパイン」とも呼ばれています。芯の部分も食べることができ、甘みが強く酸味が少ないです。
ダイエットに最適!プロメリンの効力
あんなに甘いパイナップルが、実はダイエット食としてとても優秀だということをご存知でしょうか。 まずはカロリー。パイナップルの可食部100g中のエネルギーは平均51kcalです。ごはんを茶碗に1杯(150g)食べるとだいたい222kcalですから、生のパイナップルをまるごと1玉食べたとしてもせいぜいごはん1杯~1杯半程度にしかすぎないのです。
次に成分。生のパイナップルにはプロメリン(プロメライン)というたんぱく質分解酵素が多量に含まれています。この酵素は肉をやわらかくし、消化を助ける働きをします。肉料理は夕飯に食べることが多いのですが、完全に消化しないうちに眠りにつくと、皮下脂肪として蓄積されやすくなります。パイナップルの効用によって胃もたれを防ぎ、寝る前に十分に消化することができるのです。 ただし、プロメリンは加熱するとその効力を失います。缶詰のパイナップルは高温処理されていますから、残念ながら代用はききません。肉のつけ合わせには生のパイナップルを使うようにしてください。また、つけ合わせでなくとも、食後のデザートとして食べるのも効果的です。 ちなみに、生のパイナップルを食べると時々舌がピリッとしびれたり、肌に汁が付くと皮膚が荒れてしまったりするのもプロメリンのしわざです。たんぱく質分解酵素の働きによるもので、農薬とはまったく関係がありませんので安心してください。
保存方法
パイナップルは産地で十分に熟してから収穫されるので、買ったときが即食べごろ。早く食べれば食べるほど新鮮なものを摂取していることになります。
保存する場合は冷暗所で。葉を下にしておくと甘さが全体に行き渡るようになりおいしさも増します。
カットしたものを冷凍すると夏場には最高のシャーベットにもなります。
廃棄率
核家族化、カットする面倒さ、生ごみが出るのを嫌う消費者心理などによって、パイナップルを丸ごと1個買っていく家庭は残念ながら少なくなっています。パイナップルの廃棄率(食べられない部分)は、平均45%。実に半分近くが捨てなければいけない部分です。このため、お店ではあらかじめ一口サイズにカットして販売するケースが増えてきています。
選び方
パイナップルは実の下に行くほおど甘いのが特徴。ですから、形が下ぶくれのものほど、甘い部分をたくさん食べられる理屈になります。
品種によって色が異なり、完熟しても表面が緑色のままの場合も多いので、色だけで良し悪しを決めるのは困難。全体的にみずみずしく張りのあるものを選びましょう。
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