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果実の知識

ルビーロマン
~石川が生んだ奇跡の大粒ぶどう~
石川県が誇る赤系大粒ぶどうの新品種が「ルビーロマン」です。
粒の大きさは赤系ぶどうとしては国内最大級を誇り、食べやすさと食味のよさを売りに、生産者、JA、行政、流通が一体となって販売開始に向けて準備を進めてきました。県の「戦略作物」の指定も受けるなど、石川県のブランド作物として大いに期待されています。
特徴
①数少ない赤色の大粒ぶどう
果粒の大きさが20g以上と極めて大きく、「巨峰」の約2倍はあります。
日本国内ではこれまで100種類以上のぶどうが栽培されていますが、夏の暑さで色がつきにくいことから、赤系の大粒品種はまれな存在です。ルビーロマンは石川の気象条件に適合しているため、鮮やかな紅色に色付きます。

②皮が剥きやすく、食べやすい
果皮と果肉が分離しやすくいため、皮が剥きやすく手軽に食べられます。

③甘みが強く、酸味が少ない
糖度は巨峰並に高く、約20度(石川県HPより)とされています。それでいてしつこい甘さではなく、あっさりした後味。果汁は非常にジューシーで、さわやかな食後感が口いっぱいに広がります。
出回り期
8月中旬~9月中旬
名称の由来
「ルビーロマン」という名称は、平成16年に一般公募し、金沢市在住の方の案が採用されました。ぶどうのつややかな色彩と大きさにロマンが感じられ、広く一般に親しまれやすいというのが採用の理由です。
ルビーロマン誕生の経緯
新品種開発は、石川県かほく市にある石川県農業総合研究センター砂丘地農業試験場で始まりました。かねてより、石川県ではデラウエアなど小粒ぶどうの栽培が盛んでした。当時ぶどうの人気品種が小粒種から巨峰などの大粒種に移り、地元の農家は低迷。この状況を打破するため、消費者に人気の高い、赤く大粒のぶどうの開発が急がれました。
開発が始まったのは平成7年です。神奈川県原産の大粒ぶどう「藤稔(ふじみのり)」に赤系系統の品種を交雑。自然交雑と人工交配の両にらみで進められました。ところが、実験開始から3年目、人工交雑はうまく育たず、自然交配の方は色づきが悪いなど、商品化は難しい状況にありました。諦めムードの漂う平成13年の夏、自然交配させた種から育った4本の木に赤く大きな実がつきました。これがルビーロマンの原型となり、以後よりよい一本の木に絞り込み、県内の農地へ拡大しました。
開発の記録
平成7年(1995年) 「藤稔」の自然交雑 種子約400粒を播種
平成9~13年(1997~2001年) 生育や果実の外観・食味等が優れたものを選抜
平成14年(2002年) 赤く粒の大きいぶどうの樹1本に絞り込む
平成16年(2004年) 名称を一般公募(9月)、選考審査を経て「ルビーロマン」に決定。(12月)
平成17年(2005年) 農林水産省へ種苗申請登録。現地栽培試験を開始。[県内5産地・全50本](3月)
石川県の戦略作物に指定(9月)
平成18年(2006年) ルビーロマン研究会設立。現地栽培試験を拡大。[県内5産地・130本](2月)、
関係者を招いてお披露目会を開催。(9月)
平成19年(2007年) 苗木1000本を新植。品種登録が完了。ルビーロマン販売検討会(3月)、
流通販売プロジェクト開始(5月)、ルビーロマンを楽しむ会2007を開催(8月)、地元市場求評会開催(9月)
平成20年(2008年) 第一回サポーター研修会開催。ロゴマーク発表。出荷販売会議開催(6月)、
市場初出荷(8月10日)金沢市場で初せり。最高値1房10万円。(8月11日)、
「ルビーロマンを楽しむ会2008」が開催。(9月)
平成21年(2009年) 金沢市場で初せり。最高値1房21万円。(7月14日)、
「ルビーロマン販売督励会」、「ルビーロマンを楽しむ会2009」を開催(8月)
金沢市場で、ルビーロマンの「プレミアム」が1房25万円でせり落とされる。(9月11日)
平成22年(2010年) 生産者大会(6月)、初せり最高値20万円。(7月)、東京市場初せり(8月)
平成23年(2011年) 金沢市場で初せり、最高値1房50万円。(7月29日)、昨年の東京に続き大阪市場初せり(8月)、ルビーロマン加工品の認証(11月)
平成24年(2012年) 栽培講習会(6月)、出荷5周年式典(8月)
平成25年(2013年) 生産地域に石川県七尾地区(JA能登わかば)が加わり6地域に拡大。

ロゴマーク
平成20年6月20日、石川県庁にてルビーロマンのロゴマークの発表が行われました。
白地に金色の輪が3つ重なったデザインです。「高貴な宝石、貴婦人をイメージ」して作られました。作る人(生産者)、とりもつ人(流通)、買う人(消費者)の3つの輪が重なり、みんなでルビーロマンを育てる、という意味が込められています。また、3つの輪が重なることで、ぶどうの房をイメージさせています。
このロゴマークは、贈答用箱、認証タグ、生産者シールなどに活用されます。この他、ポスター、リーフレット、ホームページ等の様々な場面で積極的に活用し、高級ブランドのイメージ定着を目指す考えです。
「ルビーロマン倶楽部」
今後、ルビーロマンを全国に通じるブランド商品に高めてゆくため、「ルビーロマン倶楽部」という組織が立ち上がりました。
「ルビーロマン倶楽部」は県内ルビーロマン生産者、JAグループ石川(JA全農いしかわおよび県内5つのJA―JA加賀、JA小松市、JA金沢市、JA石川かほく、JAはくい)および県関係機関で構成され、販売はJA共販となります。
認証シールの貼付について
JAの各集荷場にて検査を受けた際、検査員が基準にあった等級の「認証シール」を貼ります。
これにより、グレードが分かりやすく表示されます。

ルビーロマンの基本基準(平成26年時点)
①粒重:概ね20g以上(粒経31mm以上)のもの
②糖度:18度以上
③着色:ルビーロマンのカラーチャートで基準に合うもの

プレミアム 品質外観ともに特秀より優れているもの。
粒重が全て30g以上で一房700g以上のもの。
特秀 着色が整一、粒揃い、食味が良好で、秀より優れているもの。
基本品質基準を満たしているもの。
また、特秀と秀には、粒の大きな房にさらに“G”マークが付く付加価値の高いものがあります。
特秀G 特秀の基準を満たし、概ね粒30g以上のもの。
秀G 秀の基準を満たし、概ね粒30g以上のもの。

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