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果実の知識

ネクタリン
~さわやかな酸味が夏にぴったりです~
ネクタリンはモモの仲間で、油桃(ゆとう)とも呼ばれています。モモと違うのは表面に毛がなく、つるつるしていること。果肉の色は黄色または赤です。
種が取れやすいので食べやすいのも特長。味はモモより酸味が強く、そのまま食べるほかジャムやゼリー、小さく切ってフルーツポンチにするなど、応用範囲の広いフルーツとして人気があります。
名前の由来
語源はギリシャ神話です。
青春と美の女神「ヘベ」は、オリンポス山の神殿で行われる神々の宴で、皆に酒をお酌するのが役目でした。彼女がふるまうお酒はたいそう甘くおいしく、しかも飲むと不老不死になるということで、神々たちは「へべれけ」になるまで飲んだそうです。このお酒こそが、霊酒「ネクタル」です。
果実のネクタリン、清涼飲料水のネクターは、このギリシャ神話を元に名付けられたもので、美酒「ネクタル」のようにおいしいという意味合いがあるのです。 余談ですが、「へべれけ」という言葉は、「Hebe erryeke(ヘベ・エリュエケ=女神ヘベのお酌)」というギリシャ語から作られた日本語だそうです。
出回り期
6月下旬~9月いっぱい。ピークは8月です。
産地
モモの栽培が盛んな地域は、ネクタリンの栽培もだいたい盛んなようです。中でも大きなシェアを誇るのは長野県。全国の生産量の約8割を占めます。他には福島県、山形県などが主力産地となっています。
保存法
ネクタリンはあまり日持ちのしない果実です。日光や風に当たると鮮度やツヤがなくなるので早めに食べるのが良いでしょう。冷蔵庫で保存すると5日間ぐらい持ちます。ただし、冷やし過ぎると甘味が落ちたり、低温障害を起こす場合があるので注意しましょう。
また、買った時点でまだ果肉が硬い場合は、やわらかく完熟するまで常温で放置してください。果実全体が真っ赤になると食べごろで味も濃厚となり、食べる直前1~2時間前だけ冷蔵庫に入れればひんやりと最高においしいネクタリンを楽しめます。
栄養
ネクタリンの栄養成分は桃とほぼ同じです。
ただし、ビタミンA効力のあるカロテンの含有量が非常に多いのが特徴。
桃が100g中に5μgに対し、ネクタリンは240μgと、桃よりもはるかに優れています。
(五訂日本食品標準成分表より)
品種
ネクタリンにもたくさんの種類があります。以下がその代表的な品種です。
●秀峰(しゅうほう)
晩生種。長野県上田市でネクタリンとモモを交配させてできた品種です。色は淡橙色で大玉。糖酸のバランスがよく、果汁の多い品種です。

●フレーバートップ
昭和45年にアメリカから導入された品種。フェアータイムの自然交雑実生。酸味が強めで、日持ちの良い品種です。果肉はやわらかく緻密。果汁も多く、食味良好です。

●ファンタジア
米国農務省がコールドキングとレッドキングを交配育成し、1969年発表した品種。晩生。果肉は黄色でやわらかく緻密。ネクタリンの中では日持ちに優れています。
レシピ
簡単ネクタリンジャム
材料
ネクタリン2個、グラニュー糖、レモン汁1/2個分
①ネクタリンを好みの大きさに粗く切る。
②ネクタリンとレモン汁を中火で煮込む。あくが出てくるようなら、取り除く。
③ネクタリンの重量の半分程度のグラニュー糖を加え、とろみが出てくるまで再び煮込む。
④温かいうちにビンに移し、ふたをして冷蔵庫で保存する。
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