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果実の知識

巨 峰
ブドウの中で日本国内では最も多く作られている代表的品種であり、全ブドウ生産量の約3割を占めています。平成6年からデラウエアを抜いてトップに立ちました。
皮は濃い黒紫色ですが果肉は透きとおった淡緑色。
かつては高級果実のイメージがありましたが、生産量の増加にともなって手軽に購入できる大衆果実になりました。もちろん、きれいな化粧箱に入れての贈答用としても根強い人気があります。
来歴
石原早生とセンティニアルの交配種で、昭和のはじめにブドウの世界的権威であった大井上康氏が伊豆修善寺近くの農園で育成しました。
出回り期
ピークは9月。
ただし、ハウス栽培、冷蔵貯蔵など技術の発達によって、ほぼ周年の供給が可能になりました。
選び方
軸(つる)が緑色でピンとしているものが良く、茶色く枯れたものは避けましょう。
粒は丸く、黒紫色が濃く、大きさが揃っているものが良いでしょう。鮮度が落ちるにつれて脱粒(粒が軸から取れてしまうこと)が増えます。
そして最後のポイントとして、白い粉(ブルームといいます)がふいているものを選びましょう。ブルームを「かび」だと思ってはいけません。これはぶどう糖分が果皮に出て固まったものなので、甘くおいしい証拠なのです。
店頭で試食ができる場合は、房の下方の粒を食べてみること。下の方が甘いものは、全体が甘いと考えて間違いありません。(上の方はもっと甘いからです。)
ブドウよもやま話
【生食は日本の文化】
ブドウは世界全体では生産量の80%がワインに使われています。日本ではほとんどが生食として使われています。

【品質は世界No.1】
特に房の美しさ(大きなまん丸の粒がぎゅっと詰まってついている様子)は、世界中のブドウ生産者が舌を巻く技術の高さで、芸術品の域に達しています。
「レッドグローブ」などの赤色系のブドウは数多く輸入されていますが、カリフォルニアで最も生産量が多い生食用の大粒ブドウは「トンプソン・シードレス」という品種で、見た目は巨峰によく似た黒紫色です。しかし、長期輸送中に脱粒が多く起こること、巨峰と違って皮ごと食べる品種であること、そしてやはり食味で巨峰に勝てないこと等の理由で、日本へはほとんど輸出されていません。巨峰の完成度の高さを物語っています。

【種なし巨峰】
最近では種のない巨峰が増えてきました。食べるのが楽なので人気があります。
「ジベレリン」というホルモン剤を投与することで種ができないようにすることができます。この処理をすると出荷自体も1週間程度早まるので、旧盆前に普通の巨峰よりも有利な販売をすることもできます。
ただし食味はやはり、種のある本来の巨峰の方がこくがあって良いようです。
ですから栽培方法で分けてみると、一番おいしい巨峰は「露地の種あり」ということになりそうです。
保存法
ポリ袋に入れて冷蔵庫で保存すると2~3日は大丈夫。
栄養価
ブドウ糖・果糖が多く、疲労回復に効果的です。
パントテン酸を豊富に含みます。これは酸や脂肪酸の分解を促進し、胃腸障害・皮膚の角質化を防ぐ効果があります。
食べ方
巨峰をはじめブドウ類は、房の上の方(つるのある方)の粒ほど甘く、下(先端)にいくほど糖度が下がります。
ですから、糖度の低い下のほうから食べ始めると、最後まで甘みを感じることができます。
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