青果卸売会社が農場を設立するのは、全国的に見ても珍しいケースです。
そこには、地元石川県の農業に対する強い危機感がありました。中山間地が2/3 を占める石川県では、大規模営農ができません。能登を中心に耕作放棄地は増加の一途をたどり、後継者不足も深刻化しています。
しかし一方で、加賀野菜や能登野菜、ルビーロマンやのとてまりといった素晴らしいブランドを産み出す高い技術とポテンシャルを有するのも石川農業の特性です。今、卸売会社だからこそできることは何なのか。その考えをつきつめた結果、「ファーム菜四季」が誕生しました。
・丸果石川中央青果の100%子会社であり、経営の安定性が高い。
・親会社の強力な販売力に支えられ、農場は生産に専念できる。
・石川県内の各農協組織と友好な連携体制を築き、相乗的に発展できる。