出社後、その日のセリにかける入荷物品の品質および数量確認を行います。
セリにかけない(相対)物品はサンプルを並べて順次販売します。≈
全国各地から集荷された青果物をセリ売りで販売します。
セリは一つの商品に対して、数多くの売買参加者が希望する価格を提示します。当社のセリ人が最高値を読み取り、次々と販売していきます。売買参加者の商品への熱い視線と思惑を受け止めながら、瞬時にセリ落としていくセリ人の冷静な判断が光る、市場ならではの光景が見られます。
売買する担当者間で数量・単価等を話し合いで決めて行う取引方法です。
規格が揃った商品が大量にある場合や安定した品質の商品を効率的に販売する場合などに多く用いられます。近年は相対売りでの取引が多くなっています。
仲卸や小売店のバイヤーと産地状況や消費動向等を話合い、取引先の意見や要望を把握し販売に繋げます。
各自で朝食を済ませます。
タブレットを用いて、販売した物品の伝票の入力作業を行います。
電話やメールなどで出荷者や生産者へ売立(市況)報告を行います。
また、各産地の担当者と話し、産地の状況や消費動向等を踏まえて価格等の交渉を行います。
弁当を注文する人もいれば、持参する人もいます。市場の関連飲食店で昼食をとることもできます。昼食をとったあとは、休憩をとって午後からの業務に備えます。
遠隔地へ商品を配送する準備を行います。また、翌日入荷する商品の置場を確保するために売場を整理します。
曜日を決めて、県内外の産地やスーパーを視察。
生産状況や消費動向など話を伺います。直接生産現場や販売現場に顔を出すことで、より確実な情報を自分の目や耳で確かめます。
各産地から送られる出荷明細を確認し、翌日の販売に向けて準備します。
また、空き時間を利用して、部内で情報を共有するためにミーティングを行います。もちろん、翌日以降、数か月先までの計画も綿密に練っていきます。この計画を立てて実践していくことも非常に大切な仕事です。
お疲れ様でした!明日も頑張りましょう
市場を経由することで流通が多段階になり、結果として高コストになるとの見解があったりしますが、それは個々の流通を別次元に切り離して考察した時のこと。流通全体を捉えた場合、その見解は正しいとはいえません。出荷側は出荷先の集約による流通経費の節減、事務の効率化、購買側は品揃えの効率化などができ、流通全体の在庫高の削減、流通コストの縮小にも繋がります。
全国から集められた野菜や果物は、毎朝一品ずつセリにかけられ、仲卸や小売業者に販売されます。青果物はその日のうちにすべて捌かれ、仲卸業者に買い取られた野菜や果物はスーパーや八百屋などに販売され、店頭に並びます。