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源助だいこんを食べずして、金沢の食文化を語るなかれ
【源助だいこん部会長 松本充明さん(右)と丸果担当 杉本部長(左)の本気顔】
本日23日、加賀野菜の一つ「源助だいこん」の初入荷がありました。産地はJA金沢市砂丘地集出荷場です。ずんぐりと太くて短い形が特徴的で、柔らかい肉質、きれいな白い肌、強い甘み、それでいて煮崩れしないという、たくさんの長所を兼ね備えただいこんです。おでんにするには源助が日本一といっても過言ではないでしょう。写真の松本充明さんが現在の「源助だいこん部会」の部会長ですが、その祖父・松本佐一郎氏は加賀野菜の父と呼ばれる篤農家であり、氏が愛知県の井上源助氏より種子を導入し、他の品種と交配して完成させたのが源助だいこんなのです。現在では打木町と下安原を中心に20名以上の生産者で部会を組織し、11月中旬までを露地栽培で、来年2月までをハウス栽培で収穫し市場に出荷しています。