【写真　山野市長と酒栄部会長】8月20日にはJA金沢市より金沢そだちの「トマト」が、8月21日には同農協より加賀野菜の「五郎島金時」がそれぞれ初出荷を迎えました。両日ともに、感染拡大防止の為、販売セレモニーは規模を大幅に縮小した中での初売りを迎えました。5月頃から夏場までの天候不順に悩まされたものの、トマトも五郎島金時も順調な入荷が見込まれます。初売りに先立ち、両日とも山野市長が来場され「〝こんな時だからこそ〟おいしい金沢の野菜を当中央卸売市場から発信しましょう。市場関係者一丸となって頑張りましょう」との力強いご挨拶をされました。また、五郎島金時の酒栄（さかえ）部会長は、ユニークなちょんまげかつら姿で登場。これは悪ふざけではなく、元禄年間に五郎島の太郎衛門さんが薩摩から種芋を持ち帰る際、関所を通るのに種芋をちょんまげに隠して持ち帰ったという、五郎島金時の発祥の物語にヒントを得、〝初心に帰ろう！〟というメッセージを込めた大真面目なアピールをしたものです。我々市場関係者はお二人のメッセージを受けて、今後も安全と安心を提供できる信頼ある市場になっていかなくてはならない事を強く感じました。